横浜市都筑区センター南、ピアノ教室おおみちです。
ピアノを始められた生徒様には、まず「ド」の鍵盤位置を覚えて頂きます。
ピアノの鍵盤は、白い鍵盤と黒い鍵盤全部合わせて88あります。
今は鍵盤構成を理解する為のかわいいレッスングッズがたくさんありますが、当教室ではシンプルな方法で「ド」を覚えていきます。
①2つの黒鍵のかたまりと3つの黒鍵のかたまりが交互に並んでいる事を理解して頂きます。
2つの黒鍵を「チョキ」3つの黒鍵を「グー」で押していきますが、鍵盤を見慣れていないお子様にはこの黒鍵の並びの理解が難しいものです。
そこで、まず3つの黒鍵を無地のカードで視覚から消します。
2つの黒鍵だけをフォーカスする事で2つの黒鍵への認知力が上がります。
ここで、見えている2つの黒鍵を「チョキ」で押してみます。片手でチョキが難しいお子様は、両手で2の指(人差し指)をうさぎの耳に見立てて「ぴょんぴょん」と言いながら押していきます。
②次に3つの黒鍵を登場させ、2つの黒鍵を視覚から消します。
2つの黒鍵は視覚から消えましたがドラえもんシールが「ド」の位置にくる仕掛けです。
ここでは2つの黒鍵は見えていませんが、「ド」の位置はドラえもんシールのお陰で理解できます。
ドラえもんシールを頼りに「ド」を全部弾いていきます。
お子様には、「けんばんさんのかくれんぼですよー」とゲーム感覚で楽しく進めていきます。
続いて、見えている3つの黒鍵を「グー」で押していきます。
③最後に隠していた2つの黒鍵を登場させます。
ドラえもんシールカードを鍵盤とふたの間に立て「ド」の位置を認知します。
黒鍵が全部見えている状態で再び「ド」を全部弾いていきます。
ドラえもんシールが目印になりますが、2つの黒鍵グループに「ド」があることを視覚的に把握して頂きます。
要点は、2つの黒鍵をスムーズに探すために最初は3つの黒鍵を見せない事です。情報を絞ることが幼児の生徒様の理解の助けになります。
2つの黒鍵と3つの黒鍵を同時に理解させるのではなく、2つの黒鍵だけ。3つの黒鍵だけ。と段階を分けることが分かりやすさの秘訣です。
黒鍵のかたまりをスムーズに捉えられるお子様でも、黒鍵をブロックのようにグルーピングするとより一層理解が深まります。
後々、半音・全音という鍵盤同士の隔たり(間隔)が出てきた際に黒鍵の位置理解が重要になります。
白鍵「ドレミファソラシド」の鍵盤位置理解も、5線上と響きの3点セットで理解していきます。
ピアノの習得は一朝一夕には参りません。一緒に小さなことからコツコツ積み上げていきましょう。
何度も何度も繰り返すことで定着していきます。
お読み頂きありがとうございました。体験レッスンをお申込み頂いた順番に受付しております。
お会いできますのを心待ちにしております。完全オーダーメイドレッスンのおおみちピアノ教室でした。
生徒様の刻むリズムと奏でるメロディーが、1つに溶け合い素敵なハーモニーとなって羽ばたいていきます。